山口大学の研究シーズ
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- 電気透析/逆電気透析を用いた大規模蓄電デバイスの開発
電池・電源部会 電気透析/逆電気透析を用いた大規模蓄電デバイスの開発
- 山口大学大学院創成科学研究科(工学系)
- 教授 比嘉 充
活用が期待される分野
- 大型蓄電機器、CO2フリー水素、再生可能エネルギーベースロード電源
塩水と真水の間には塩分濃度差エネルギー(SGE)が存在し、1トンの海水と1トンの淡水を混合すると約500Whのエネルギーとなる。このSGEを電力に変換する技術に逆電気透析(RED)発電があり、電力をSGEに変換する技術に電気透析がある。このRED/EDを利用した大規模蓄電デバイスの開発を行う。この技術は揚水発電と比較して低設置面積・地下設置が可能であり、大型リチウム電池やレドックスフロー電池と比較すると安全、低コストが期待できる。